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Notion ブロックとは何か?知っておくべき基本と応用を紹介

Notionの「ブロック」とは、ページを自由自在にカスタマイズできる基本単位です。

本記事では、「Notion ブロックとは何か?」の基礎から応用テクニックまでをわかりやすく解説します。

これを読めば、効率的な情報整理やタスク管理、見やすい資料作成など、Notionをもっと使いこなせるようになります!

この記事でNotionのブロックについてマスターしましょう!

目次

Notion ブロックとは そもそも何?

Notionにおけるブロックの基本的な概念

Notionの「ブロック」とは、ページ上に配置される情報や機能の最小単位です。

たとえば、テキストの一行、チェックボックス付きのToDoリスト、画像や動画、表、データベースなど、全てがひとつひとつ「ブロック」として存在しています。イメージとしては、「ノートの紙にパーツを自由に貼っていく感覚」に近いでしょう。

Notionでできることは、ほぼ全て「ブロック」を組み合わせて作られています。各ブロックはドラッグ&ドロップで移動したり、階層構造にまとめたりできるため、柔軟にレイアウトや編集ができるのが特徴です。

なぜNotion ブロックが重要なのか

すべての情報を「ブロック」で扱うNotionは、従来のワープロアプリやメモアプリとは発想が異なります

テキストを書く、画像を貼る、ToDoを作る――こうしたさまざまな要素を、統一した「ブロック単位」で追加・編集・移動できるため、情報整理の自由度がとても高いのが特徴です。

複雑な資料作成やプロジェクト管理も「ブロック」を使ってシンプルに整理できるため、個人だけでなく、チーム全体の生産性向上にも繋がります。

Notion ブロックがもたらすメリット

メリット具体的な内容
自由度が高いレイアウトドラッグ&ドロップやカラム機能で、自在に配置や並べ替えができます。
多機能だけど直感的な操作ブロックを追加・削除・複製など、直感的なUIで誰でも使いこなせます。
情報の再利用や共有が簡単各ブロック単位でコピー・ペーストや複数ページへのリンクも可能。コラボレーションもスムーズです。
階層構造にまとめやすい親子関係を持たせてブロックをネストできるため、情報のカテゴリー分けや追記も楽です。
機能拡張・応用がしやすいデータベース連携、テンプレート化、外部サービスの埋め込みなどもブロックで完結します。

つまりNotionでは、「ブロック」という単純な単位を自在に操ることで、メモ・タスク管理・データベース・ナレッジ管理など様々な使い方が可能となります

初心者の方も、まずは「ブロックを積み木のように組み立てる感覚」で、資料作りやタスク管理にチャレンジしてみると、Notionを効率的に活用できるようになります。

Notion ブロックの基本的な種類を理解しよう

Notionでページを作成・管理する際、一つひとつの要素は「ブロック」と呼ばれます。

ブロックには様々な種類があり、それぞれの用途や目的に合わせて使い分けることができます。ここでは、Notionでよく使われるブロックの分類とその特徴について詳しく解説します。

テキスト関連のNotion ブロック

テキスト関連のブロックは、文章やアイデアを記録する際の最も基本的な要素です。

文書作成やリストアップ、注釈やメモなど、あらゆる場面で活躍します。

ブロック名用途・特徴
テキストブロックシンプルな文章やメモ、説明文を書くための基本ブロックです。何も装飾せずに使えるため、自由度が高いのが特徴です。
見出しブロック (H1 H2 H3)コンテンツを階層的に整理し、構造を分かりやすくするために利用します。ページの目次を自動生成する際にも役立ちます。
ToDoリストブロックチェックボックス形式でタスクややることリストを管理できます。プロジェクト管理や日々のタスク整理に便利です。
箇条書きリストブロック複数の項目を箇条書きで記載し、視認性を高めます。カテゴリ分けされたリストなどに最適です。
番号付きリストブロック手順や優先順位など、順番が重要な情報の整理に適しています。
引用ブロック重要なフレーズや引用文、注意喚起に活用可能です。
コールアウトブロックアイコンと背景色で強調したい情報やメモを目立たせるのに使います。

メディア関連のNotion ブロック

Notionでは、テキストだけでなく多様なメディアを取り込むことで、よりリッチなページを作成できます。画像や動画、音声、外部ファイルなどが簡単に追加可能です。

ブロック名使い方・特徴
画像ブロック画像ファイルを直接挿入でき、資料や説明を視覚的に補強します。
動画ブロックYouTubeや自分のファイルから動画を埋め込むことができ、説明やプレゼンにも活躍します。
音声ブロック音声メモや録音したファイルをページ内で直接再生できます。
ファイルブロック各種ドキュメントや書類をNotionページに添付できます。クラウドストレージ感覚で使えるのが便利です。
WebブックマークブロックWebサイトのURLを貼ると、プレビューが自動生成されます。情報整理や参考リンク集の作成にぴったりです。

データベース関連のNotion ブロック

情報を体系的に管理・分析したい場合、データベースブロックを利用することでページがさらにパワフルになります。様々なビューでデータを可視化できるのが大きな魅力です。

ビュータイプ特徴と適した用途
テーブルビューデータベースエクセルのような表形式でデータを一覧管理できます。カスタムプロパティを追加して項目を自由に拡張可能です。
ボードビューデータベース「カンバン方式」でタスクや案件をステータスごとに整理できます。進捗管理やチーム作業の可視化などにぴったりです。
リストビューデータベースカード型で情報をシンプルに管理し、一覧性と編集のしやすさを両立します。
カレンダービューデータベース日付やスケジュール単位でデータを管理でき、タスクやイベントの締め切りが一目で分かります。
ギャラリービューデータベースビジュアル重視の管理が可能で、写真やカードを一覧できるデザインにも向いています。

その他覚えておきたい便利なNotion ブロック

Notionでは、情報整理や可視化をさらにサポートしてくれる便利なブロックがあります。さまざまな用途に合わせて使いこなすことで、生産性アップにつながります。

ブロック名主な機能・活用ポイント
区切り線ブロックページ内の情報をセクションごとに区切り、視認性を高めます。
目次ブロックページ中の見出しから自動的に目次を生成します。長文ページのナビゲーションが楽になります。
数式ブロックLaTeX形式で数式を書けるため、理系のレポートや計算式の記述に最適です。
コードブロックプログラミングのサンプルコードや、コマンド例を見やすく整形して表示できます。

このように、Notionには用途に応じて細かく選べる多種多様なブロックが用意されています。自分の目的や使いたいシーンに合ったブロックを選び、情報整理やページの作りやすさを高めていきましょう。

Notion ブロックの基本的な操作方法

Notionをより便利に使いこなすためには、各種ブロックの操作方法をしっかり押さえておくことが重要です。ここでは、Notion ブロックの作成・移動・複製・削除・変更など、日々のページ編集で必ず役立つ操作方法を、丁寧に解説していきます。

新しいNotion ブロックの作成手順

Notionのページに新しいブロックを追加するには、いくつかの方法があります。

もっともシンプルなのは、ページの任意の場所でEnterキーを押すだけです。

すると、その場所に新しい「テキストブロック」が追加されます。

また、「/(スラッシュ)」を入力することで、各種ブロックの種類をすばやく選択して作成できます。以下の表に主な入力方法をまとめました。

操作手順・ショートカット説明
テキストブロック追加Enter新しいテキストブロックを挿入
ブロックメニュー表示/(スラッシュ)ブロックの種類を一覧で選択可能
特定のブロック作成/todo, /h1, /numbered listなど特定のブロック形式を直接呼び出し

このスラッシュコマンドを活用すると、目的のブロックを素早く追加できるため、とても効率的です。

Notion ブロックの移動と並び替え

ページ作成中に、ブロックの順序を入れ替えたくなることはよくあります。

Notionでは、ドラッグ&ドロップで直感的にブロックを移動できます。ブロックの左端にある「六つの点(グリップ)」部分にカーソルを合わせると、ドラッグできる状態になるので、好きな位置へ移動させてください。

また、複数のブロックを一括で選択して移動することも可能です。

Shiftキーを押しながら範囲を選択し、そのままドラッグすると、まとめて並び替えることができます。これにより、長文や複雑なページでもスムーズに整理できます。

Notion ブロックの複製方法

同じブロックを何度も使いたい場合は、複製機能が役立ちます。

特定のブロックを右クリックし、「複製」を選択するだけで、まったく同じ内容・形式のブロックが下に追加されます。ショートカットを利用したい場合は、Windowsなら「Ctrl + D」、Macなら「Cmd + D」で即座に複製が実行できます。

特にチェックリストやテンプレート化したいブロックを使う際は、この複製操作が作業効率アップにつながります。

Notion ブロックの削除方法

不要になったブロックは簡単に削除できます。

削除したいブロックを選択して「Delete」キーや「Backspace」キーを押すだけでOKです。また、複数ブロックを選択して一括削除もできます。

もし誤って削除してしまっても、Undo(Ctrl + Z/Cmd + Z)機能があるので安心です。

また、右クリックメニューから「削除」を選ぶこともできます。操作に迷ったら、各ブロックの操作メニューを活用すると良いでしょう。

Notion ブロックの種類の変更

作成した後に「あ、このブロック、リスト形式にしたいな」などと思うことはよくあります。

ブロックの種類を変更するには、そのブロックを選んで「変換」機能を使います。たとえば、テキストブロックを箇条書きリストやToDoリスト、見出しに切り替えることが可能です。

また、「/turn into」コマンドか、右クリックで表示される「変換」から適切なブロックタイプへ変更できます。これにより、ページの内容や意図が変わっても柔軟に対応できます。

Notion ブロックの色の変更と背景色の設定

ページ内の重要な情報や注目ポイントを目立たせたい場合、色や背景色の変更が便利です。

ブロックを選択し、「A(カラー)」アイコンから様々な文字色や背景色を適用できます。例えば、特定のタスクや重要な注意事項を色分けすることで、視認性が格段に上がります。

下記の表に、ブロックのカラー変更の主な機能例をまとめます。

変更項目手順補足
文字色の変更対象ブロックを選択 →「A」アイコンから色を選ぶ複数の色から選択可能
背景色の変更同上背景色でグループ化も簡単

文字色や背景色は、内容の強調やカテゴリー分けにも非常に役立ちます。Notionを使いこなすうえで、ぜひ活用してみてください。

Notion ブロックの応用的な使い方で生産性を向上

Notionを日々使っていると、「もう少し便利にできたら良いのに」と感じる場面が増えてきますよね。

そんな時、標準ブロックの基本操作だけでなく、応用的な使い方を知っておくことが生産性アップに直結します。

ここではプロも実践しているコツや、思わず「こんな使い方もあったのか!」と驚く方法を紹介します。ぜひ自分のワークスペースにも活用してみてください。

Notion ブロックを横に並べるカラム機能

Notionではカラム(列)機能を使うことで、テキストや画像、チェックリストなどのブロックを横並びに配置できます。

たとえば、アイデア出しやタスク管理をする時に「ToDo」「進行中」「完了」とカラムで分けて見やすくしたり、左右に分けて資料とメモを併記したりと表示方法がぐっと広がります。

操作はドラッグ&ドロップで直感的にできますので、デスクトップアプリやWeb版でぜひ試してみてください。

カラムの使い方は以下の記事でまとめています↓

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複数のNotion ブロックをグループ化する

情報量が多くなってきたページでは、複数のブロックをグループ化して整理するのがオススメです。

Notionの「ページ内ページ」や「トグルリスト」を活用することで、見たい時だけ中身を展開できるので、画面をすっきり保ちやすくなります。

また、タスクの進捗ごとにまとめたり、関連項目を一つにまとめるのにも便利です。

Notion ブロックのリンクとメンション機能

Notionにはページやブロック同士をリンクでつなげる機能があります。

これにより「参考文献はこちら」など、別の情報へ素早くアクセス可能です。

また、メンション機能を使えば、他メンバーや日付、ページなどにタグ付けでき、社内での共有やリマインダー設定もスムーズに。チーム作業でも大きな威力を発揮するテクニックです。

メンションを使って通知やリマインダーを活用する
メンションはリマインダーとしても非常に優秀です

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同期ブロックで情報を一元管理

同じ内容を複数ページで使用したいときは、同期ブロック(Synced Block)が役立ちます。

一箇所の内容を書き換えると他の同期ブロックにも即時反映されるので、資料の最新化や通知内容の統一が簡単にできます。

アップデートの抜け漏れによる混乱も防げ、管理業務の負担を大きく下げてくれるでしょう。

同期ブロックの使い方はこちらの記事がおすすめです↓

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テンプレートボタンで定型作業を効率化

日々のルーティンやよく使うチェックリストなど、毎回同じブロックを作るのは面倒ですよね。

テンプレートボタンを使えば、ワンクリックで決まった内容のブロックを呼び出せます。

たとえば「会議ノート」「週次レビュー」など自分流のテンプレートを作っておけば、作業効率は一気に向上します。

外部サービスのコンテンツを埋め込むNotion ブロック

Notionは社外サービスとの連携も得意です。

各種埋め込み機能を活用することで、ページ内にさまざまな外部コンテンツをまとめて表示できます。

埋め込み可能な外部サービス主な用途
YouTube動画の埋め込み議事録や学習記録に参考動画を添付可能。プレゼン資料ページに解説動画を並べて見返しも楽です。
Googleマップの埋め込みイベント案内や店舗リストに地図を挿入すると、行き先の確認がすぐできて便利です。
Twitterツイートの埋め込みSNSマーケティングや話題調査の記録など、情報源を識別しやすくなります。

外部サービスとの連携を活用することで、Notion上ですべての情報を一元的に「見える化」できるのが大きな魅力です。

埋め込み方法はURLをそのまま貼り付けるだけなので、とても手軽です。

Notion ブロックを使いこなすためのヒントと注意点

知っておくと便利なNotion ブロックのショートカットキー

Notionは、効率的に作業するためのショートカットキーが豊富に用意されています。

特にブロック操作に関わるショートカットキーは、知っていると作業スピードが格段に上がります。以下の表はよく使われるショートカットの一部です。

操作内容WindowsMac
新しいブロックを追加EnterEnter
ページ内検索Ctrl + FCommand + F
ブロック削除Ctrl + Shift + BackspaceCommand + Shift + Delete
行の移動Ctrl + Shift + ↑ or ↓Command + Shift + ↑ or ↓
ToDoリスト追加「/todo」と入力「/todo」と入力

慣れないうちは難しく感じるかもしれませんが、よく使うショートカットをいくつか覚えておくだけでもNotionでの作業効率は飛躍的に向上します。

Notion ブロックの階層構造を意識する

Notionのページやドキュメントは、「ブロック」の階層構造によって整理されています。

親ブロックと子ブロックの関係を理解すると、情報整理がぐっとラクになります。

例えば、見出しを親ブロックとして、その下にテキストやリスト、画像などを子ブロックとしてまとめることで、視覚的にも論理的にも分かりやすいページを作成できます。

また、ドラッグ&ドロップで簡単にブロックを移動できるので、自分の思い通りに構造を調整しやすい点も魅力です。大規模な情報管理やプロジェクト管理にも有効なので、ぜひこの考え方を意識しましょう。

Notion ブロックの限界と代替手段

Notionのブロックは非常に柔軟ですが、完全なカスタマイズや複雑なデータ連携には限界があることも事実です。例えば、

  • ページをまたいだ高度な計算や数式処理
  • 複雑な表現やマクロ機能
  • 大量のデータを扱う場合の表示速度やパフォーマンス

このような場合は、Google スプレッドシートや外部のプロジェクト管理ツール、あるいはAPI連携サービス(ZapierやMakeなど)と組み合わせることで解決できるケースも多いです。

Notion ブロック利用時のよくある質問

ブロックの種類を後から変更できますか?

はい、できます!

それぞれのブロックの左端にマウスを合わせて、表示されるメニューから目的のブロック種類へ簡単に変更可能です。

すぐにやり直しができる点は良心的ですね。

ブロックをグループ化することはできますか?

可能です!

複数のブロックを選択して、まとめて移動したりグループ(親子)として階層化することで、まとまりのある構成にできます。

複数人でブロックを編集した場合、編集履歴は残りますか?

残ります!

Notionは自動で編集履歴を記録しており、過去の状態に戻すことや変更したユーザーの確認が可能です。

誤ってブロックやページを消してしまった場合でも復元させることが可能です。

詳しい復元方法はこちらの記事でまとめています。↓

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ブロックの複製や削除は一括で可能ですか?

可能です!

複数のブロックをドラッグやShiftで選択し、右クリックメニューから「複製」「削除」など一括操作できます。

万が一誤って別のブロックを消しても、「Ctrl+Zキー」かバージョン履歴から以前のバージョンに戻すことも可能です。

Notionを使いこなすためには、こうした疑問をその都度クリアにしていくことが大切です。

上記以外にも何か困ったことがあれば、積極的に公式ヘルプやコミュニティを活用すると良いでしょう。

まとめ

Notionのブロックは、情報を自在に構築できる大きな強みです。

ブロックごとの機能や種類を理解し、操作や応用を身につけることで、ページ作成や情報整理の効率は格段にアップします。使いこなせば、自分だけの柔軟なワークスペースを構築できるのが大きな魅力です。

まずは基本をおさえて、自分のやりたいことに合わせて自在に活用してみてください。

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