MENU
【お知らせ】公開テンプレート一覧ページを作成しました!

【整理術】Notionのリンク・バックリンクでページを繋げる方法

「Notionのページが増えてきたから繋がりをハッキリさせたい…。」
「前作ったあのページってどこだったっけ?」
「Notionの大量ページを階層的に管理したい!」

そう考えたことはありませんか?

…とテンプレのような冒頭文を書きましたが私もNotionの情報を階層化するのは日々悩みながら整理しています。(笑)

本記事では自分への学び用としても「リンク」と「バックリンク」の活用方法を初心者にも分かりやすくまとめました。

「リンク・バックリンク機能」を活用してNotionページ同士の繋がりを作り、情報の迷子になることを避けることができます。

この記事でNotionのリンク・バックリンクをマスターしましょう!

目次

Notionのリンクとは?ページを繋げる基本を解説

Notionにおけるリンクの重要性

Notionで情報を整理する際、ページ同士をリンクで繋げることは、知識やタスクの関連性を可視化するうえでとても重要です。

ノート、タスク管理、データベースなど様々な情報が1つのワークスペースに集まるNotionでは、単独のページが増えすぎると目的の情報に辿り着くのに時間がかかってしまいます。

そこで、目的のページ同士を相互にリンクすることで、必要な情報へ「素早くアクセスできる導線」をつくることができます。

Notionのリンク機能を効果的に使うことで、作業効率がぐんと上がり、複雑なプロジェクトも迷わず管理可能になります。

導線があるだけでページを探す手間を省けます!

Notionで作成できるリンクの種類

Notionには、用途に応じて使い分けできる「リンクの種類」が複数用意されています。

それぞれの違いを知っておくと、情報整理や作業効率化に役立ちます。

リンクの種類主な用途特徴
内部リンク
(Notionページへのリンク)
Notion内のページやブロック同士を繋ぐ書類やプロジェクトの構造化・ナビゲーション向上
外部リンク
(ウェブサイトへのリンク)
他サイトや外部サービスの情報を参照リサーチや根拠資料の引用に便利

内部リンク Notionページへのリンク

内部リンク機能は、Notionに登録した別のページ同士を相互に繋げる機能です。

例えば「プロジェクトA」ページから「作業リスト」や「会議メモ」ページに直接リンクを設置するイメージです。

これにより、関連する情報をワンクリックで行き来できるようになります。目次や相互参照、またデータベースとの連携を強化したい場合にも重宝する機能です。↓

リンクを設置しておくだけで一瞬でそのページに遷移できるのは便利ですね。

外部リンク ウェブサイトへのURLリンク

外部リンクとは、Notionのページ内からインターネット上のウェブサイトや外部サービスへのURLを直接貼り付けられる機能です。

たとえば、参考資料としてウェブサイトの記事やYouTube動画などを、Notion内でまとめて管理したい場面に適しています。外部情報を集約するハブとしても活用できるのが大きなメリットです。

因みに、外部リンクを入れるときは4つのオプションがあります。
①メンション
②動画を埋め込む
③ブックマーク
④URL

それぞれ上から順番のやり方で貼り付けるとこんな感じになります。

それぞれ使い分けに応じてリンクを貼り付けましょう!

Notionでリンクを作成する方法

Notionページへの内部リンクの貼り方

Notionで情報を整理する際、関連するページ同士をリンクさせることで、後から素早く目的の情報にたどり着くことができます。

ここではNotionで内部リンクを作る主な方法について解説します。

@メンションを使った簡単なリンク作成

@メンション機能は、Notionでもっとも手軽にページ同士をリンクさせる方法です。

リンクしたいページ内で「@」を入力すると、最近編集したページやユーザー、日付などが候補表示されます。

このままクリックすると内部リンクが作成されます

表示された一覧からリンクさせたいページ名を選択するだけで、簡単に内部リンクが作成できます。

これにより、関連する情報を瞬時に結びつけ、ページ間の移動がスムーズになります。

スラッシュコマンドでのNotionリンク作成

スラッシュ「/」を使うことで、より高度なリンク挿入が可能です。/リンクと入力し、「ページリンク」を選択すると、任意のNotionページへのリンクが作成できます。

「ページリンク」をクリックしたらページ一覧が表示されます。
左のバーに表示されている表示順に出てくるので探すのが楽ですね。

この方法では、検索ボックスで目的のページ名を直接検索できるため、複数のページを横断する場合や、過去のページにも素早くリンクを貼ることができます。

既存テキストへのNotionリンク設定

既存の文章やキーワードにNotionページへのリンクを設定したい場合は、リンクを貼りたいテキストをドラッグで選択し、コンテキストメニューで「リンク」を選択します。

リンク先となるページを検索し、指定することでテキストリンクが完成します。この方法なら文章の流れの中で自然に内部リンクを埋め込むことが可能です。

テキストリンクの作成も簡単です

内部リンクを貼る方法のおさらいです!↓

リンク方法操作手順メリット
@メンション@を打ってページ名選択直感的・スピーディーにつながる
スラッシュコマンド/リンク → ページリンクを選択任意ページへの自由なリンクが可能
テキストリンク文を選択 → リンクを貼る文章内に自然に組み込める

外部リンクの貼り方 URLをNotionに埋め込む

Notionページから外部のウェブサイトやサービスなどにリンクしたい場合は、URLをそのまま貼り付けるだけでリンクになります。

また、既存のテキストやキーワードに外部サイトのURLを設定することも可能です。

テキストを選択し、「リンク」をクリックして外部URLを入力すると、そこから直接該当ページにアクセスできるようになります。

Youtubeのリンクも「勉強用BGM」というテキストの上に貼ることができます

Notionデータベースページへのリンク方法

Notionでは、タスク管理や知識の整理などに便利なデータベース機能が搭載されています。

データベース内の個別ページやアイテムへリンクを作成したい場合、対象のデータベースページを右クリックして「リンクをコピー」を選択すると、そのページ専用のリンクを取得できます。

取得したリンクは、@メンションやテキストリンクの方法と同様に貼り付けることができます。

「/linked」でリンクトデータベースを作成することも基本的にやっていることはこれと同じです!

Notionのバックリンク機能とは?関連ページを自動で表示できます!

アイコンの下にバックリンクの個数が表示されます

Notionのバックリンク機能は、ページ同士のつながりを自動で可視化してくれる非常に便利な仕組みです。

ページ内で他のNotionページへのリンク(内部リンク)を貼った際、リンク先のページには「ページにリンクしている他のページ」として自動的に一覧が表示されます。

これにより、どのページがどこから参照されているかを簡単に把握し、情報の迷子になることなく効率的な情報整理が可能になります。

バックリンクの基本的な仕組みとメリット

Notionで内部リンクを使うことで、自動的にバックリンクが生成されます。

これは、ウィキペディアの「被リンク」と同様のイメージで、相互に関連するページが自然とつながります。

バックリンク機能により、忘れていた関連ページも一覧で発見できるため、情報の取りこぼしや探し直しを防ぐ効果があります。

とくにナレッジベースや業務マニュアルのようなページ数が増えがちな環境では、バックリンクが自動生成されることで情報のハブや関連性を一目で把握でき、他のメンバーとのコラボレーション効率も向上します。

項目バックリンクの特徴
自動表示リンクを貼るとリンク先ページに自動でバックリンク一覧が追加される
更新不要リンク元・リンク先どちらも変更時に自動で反映される
可視化関連ページを見逃さず串刺しで管理できる

Notionでバックリンクを確認する方法

Notion内でバックリンクを確認する手順はとてもシンプルです。

アイコンの下にカーソルを近づけると「〇個のバックリンク」と表示されるのでそれをクリックすると、そのページに向けてリンクを貼ったページが表示されます。

これらのリンクをクリックすれば、ページ間をダイレクトに移動することができ、情報の流れをたどりやすくなります

また、複数のページから参照されたページの場合でも、一覧ですべてのリンク元が確認できるため、「どこからこのページにたどり着くことができるのか」がひと目で分かります。

大量のドキュメントを管理している場合でも、ページを俯瞰するツールとして非常に有効です。

バックリンクが表示されない場合の対処法

稀に「バックリンクが表示されない」といったトラブルが発生することがあります。主な原因とその対処法をまとめました。

発生する主なケース対処法
リンクが「外部URL」になっているNotion内ページのリンク(@メンションまたはページリンク)を利用する
ページのレイアウト設定で「バックリンクが非表示」になっている「常に表示」か「カーソルを当てると表示」に設定を変える
リンク元ページが削除されているリンク元ページを復元、もしくは再度リンクを貼り直す
アクセス権限がないページの共有・権限設定を確認して、閲覧可能な状態にする(チームや複数人で使っている場合は特に重要)
アプリやブラウザの一時的な不具合Notionアプリやブラウザの再起動、またはキャッシュクリアを試す

ページのレイアウト設定に関してはページの右上の「・・・」→「レイアウトをカスタマイズ」で確認できます。

デフォルトでは「カーソルを当てると表示」になっています

因みに、データベースのページのバックリンクのレイアウト設定は、「レイアウトをカスタマイズ」から右下のオプション設定欄で設定できます。

Notionのレイアウトについて知りたい方はこちらの記事がおすすめです↓

あわせて読みたい
Notionレイアウト機能完全ガイド|カスタマイズ例も画像で解説 2024年10月にNotionのレイアウト機能が新たにリリースされました!レイアウト機能を使うことで、データベースのプロパティの表示方法をカスタマイズでき、複雑な情報も...

Notionリンク・バックリンクを活用した整理術

ページ間の関連性を高めるNotionリンク活用法

Notionで情報を整理する上で、ページ同士をリンクで繋げることは知識の有効活用に直結します

たとえば「プロジェクト管理」のページから「会議メモ」や「タスク一覧」ページへ内部リンクを貼ることで、関連情報へワンステップでアクセスできるようになります。

リンクを活用するだけで「どの情報がどこと繋がっているのか」が一目瞭然になり、迷わず必要な情報を探し出せるようになります。

情報のハブとなるページを作成するNotionリンク術

複数のページやデータベースをまとめる「ハブページ」の作成は、Notion活用の定番テクニックです。

例えば業務マニュアルやナレッジベースのトップページを作り、そこに重要なページ・データベースのリンクを集約します。これにより、プロジェクトやチーム全体の可視性が大きく向上します。

用途ハブページに入れるリンク例
業務マニュアル手順書・FAQ・研修資料への内部リンク
プロジェクト管理案件概要・進捗ボード・関連人物へのリンク
ナレッジベーストラブル対応集や技術メモ・外部リファレンスへのリンク

このようなハブページを設けることで、情報回遊性が高まり、必要な知識や資料に素早くたどり着くことが可能となります。

タスク管理やプロジェクト管理でのNotionリンク応用

タスク管理やプロジェクト管理においても、「ページ間リンク」「データベースアイテムへのリンク」を活用すると効率が飛躍的に向上します。

例えば、タスクの詳細ページから関連プロジェクトや関連するメモ、資料ページへリンクを設置すると、各タスクの背景や進捗状況を一目で把握することができます

また、会議アジェンダページから案件タスクページ・議事録ページへ直接リンクすることで、後から見返したい関連情報をすぐ呼び出せる環境を作ることが可能です。

知識ベース構築におけるNotionリンクとバックリンク

Notionのバックリンク機能を活用することで、双方向にページの関連性を自動表示できます

例えば「SEO対策」ページから「キーワードリサーチ」ページにリンクを貼ると、「キーワードリサーチ」ページの下部に「このページへのリンク」として自動的にバックリンクが表示されます。

これにより、各トピックのネットワーク構造が明確になり、ジャンル横断で知識を整理・蓄積しやすくなります

さらに、情報の更新や新規追加があった場合も、リンクやバックリンクを辿ることでページ同士の繋がりを維持したまま、知識ベースの拡張・再整理が簡単に行えるようになります

情報が増えれば増えるほどリンクが重要になってきますね。

Notionリンクの応用テクニックと注意点

リンクプレビュー機能で視認性を高める

Notionではページリンクを貼るだけでなく、リンクプレビューで内容の概要を確認できる便利な機能があります。

ただしこちらはNotionで認証された特定のプラットフォームのみです。(Slack、GitHub、Trello、Zoomなど…)

これができることでページタイトルや一部の中身がカード型で可視化され、どんな情報が紐付いているのかひと目で把握できます。

詳しい内容はNotion公式サイト「リンクプレビュー」ページで確認してください。

同期ブロックとNotionリンクを組み合わせて情報を一元管理

大量の情報を管理していると同じ内容を複数ページで使い回したくなることがあります。

そんなときは、同期ブロックとNotionリンクを併用することで更新ミスを防ぎながら効率よく情報を一元化できます。

例えば、「会社の連絡先一覧」や「よく使うテンプレート」などを同期ブロック化し、必要な場所にはそのブロックへのリンクを貼るという運用です。

一箇所を書き換えれば全ページに内容が反映されるため、リンク切れやバージョン違いの発生リスクを最小限に抑えられます

活用例同期ブロックの使い方Notionリンクの役割
マニュアル共通部分主要マニュアルに同期ブロック設置リンクで各部署ページから呼び出し
社内連絡先リスト連絡先表を同期ブロック化各プロジェクトページで参照リンク設置
テンプレート項目よく使う文書の定型文を同期ブロック保存必要なページ内でリンク設置

Notionの同期ブロックってどう使うの?という方はこちらの記事がおすすめです↓

あわせて読みたい
Notion同期ブロック完全ガイド|私の活用例も紹介 Notionで複数のページに同じ情報を記載する際、更新作業に手間を感じていませんか? この記事を読めば、そんな悩みを解決する「Notion同期ブロック」の基本から応用的な...

Notionリンクの共有範囲と権限設定

Notionで作成したリンクは非常に便利ですが、共有範囲とアクセス権限に注意が必要です。

社内チームページや個人タスク管理など、Notionの「共有」や「アクセス権」機能を設定しないと、本来閲覧できないユーザーに情報が見られる可能性があります

リンクを発行する前に、「リンク先ページの閲覧権限は適切か」「リンクを貼った後に組織変更やメンバー追加があってもアクセス制御は維持されるか」を必ずチェックしましょう。

外部ユーザーとの連携がある場合は、公式ヘルプも参考に、最小限の公開範囲で運用するのがおすすめです。

Notionの共有設定についてはこちらの記事がおすすめです↓

あわせて読みたい
Notion 共有設定の完全ガイド|初心者でも安心の簡単ステップ この記事では、Notionの共有設定について、初心者でも迷わず実践できる手順や、おすすめの使い方まで詳しく解説します。 これを読むことで「ページの効果的な共有方法」...

リンク切れを防ぐためのヒント

Notionでページリンクが切れてしまう多くの原因は、リンク先をリネームしたり、階層を移動した時です。

ただし、Notionは内部でユニークなIDで管理されているため、通常の移動・リネームではリンク切れは発生しにくい仕様です。

しかし、ページを完全に削除した場合や、外部ツール連携・バックアップ・エクスポート時にはリンクが無効になることがあります。

リンク切れ対策としては、

  • 重要ページの削除前には参照状況を事前チェック
  • 一元管理したい情報は同期ブロックやデータベースで集中管理
  • 定期的にリンク巡回チェックを行う

これらを習慣にすることで、長期運用でも情報の断絶や混乱を防ぎ、スムーズな情報整理が可能になります。

まとめ

Notionのリンクやバックリンク機能を活用することで、ページ同士の関連性を高め、情報の整理・検索が圧倒的にラクになります。

@メンションやスラッシュコマンドを駆使すれば、必要な情報がすぐ見つかる環境を作ることが可能です。

日々の業務や知識管理でもNotionリンクを使いこなせば、「どこに何があるか分からない」という悩みから解放されるはずです!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次